ナヴァル・ラヴィカントというシリコンバレーの投資家・思想家をご存知でしょうか?
お金・幸福・人生についての考え方が独特で、世界中の起業家やビジネスパーソンに影響を与えている人物です。
ファンの1人がネット上に散逸していた彼の言葉を本にまとめることを申し出たところ、「金儲けのために書かれた本は信用できない」という考えのナヴァル氏はその電子版を完全無償・無条件で公開することに決めたそうです。独特な人ですね…
無料ということで、さっそく私もダウンロードして読ませてもらいました。300ページくらいあって「これが無料!?」というくらい盛り沢山な内容でした。
今回は、ナヴァル氏の本を読んで感じたことを書いていきたいと思います。
本の中に出てきたシンプルな図に共感したが…
読んでいて印象に残ったのは、下のシンプルな図です。

誰かに教わったわけじゃない。でも子供のころから体に染み付いていた感覚で、文字にして見せてもらったような気分でした。
学生時代の勉強。就職してからも業務のための勉強。資産形成のための勉強…と、自分で言うのもなんですがそこそこ勉強をしてきました。しかしその「つらい選択」が、今の経済的な余裕と心身の健康につながりました。実際に体験したから、このシンプルな図を見た時に強い共感を覚えたんだと思います。
やはり地道な努力こそ正義…と思ったんですが、本を読み進めていくうちに、それよりも重要なことに気づくことができました。
努力も重要。しかしもっと重要なことは…
努力は過大評価されている。どれだけ努力するかは、現代経済ではあまり意味を持たなくなっている。
————ナヴァル・ラヴィカント
冷静に考えると、私の人生を変えたのは「株式投資を始める」という「判断」でした。
それまでの色々な勉強が全くの無駄というわけではありませんが、結局「自分で決断して、アクションを起こす」ことまでやらなければ何も変わりませんでした。
「判断」は過小評価されている。(中略)
自分の行動の長期的影響を知って、それを活かせるように正しい決定を下すことが大事だ。
————ナヴァル・ラヴィカント
「優良なインデックスへの長期投資をスタートする」というのは、まさにこの文章の通りのことを実行に移したということです。現在インデックス投資を8年間継続していますが、経済的な不安はほとんど無くなりました。
何事も「長期的に考える」ことの重要さは、成功している人が口を揃えて言う言葉だなと感じます。
「判断」は、これからの時代更に重要になる
私がやって来たような「がむしゃら勉強努力」は、今後ますます労力に見合ったリターンが得られなくなっていくのだろうなと感じます。
なにせ東大入試に余裕で合格できるほどのAIが手軽に使える時代ですからね…。単純に勉強ができるだけの人の希少価値は下がっていくでしょう。
と、なると人間に求められるのは「何に対して努力するか」を「判断」する力だと思っています。
これ、長期投資の考え方とよく似ています。目先の利益じゃなくて、10年後・20年後に何が残るか。人生の中で、どこにコストをかけるか。
この「判断」のために、「努力」が必要。この本からもらった重要な気付きだったと思います。
どれだけ速く動くかより、どこへ向かうかのほうが重要なんだ。
————ナヴァル・ラヴィカント
最後に:ホッとした一文
ナヴァル氏の本は正直私には「理解はできるけど、実践するのは難しそう…」ということがたくさん書いてありました。
本を読みながら、いまの自分にできることは何だろう?と考えるほどちょっと悶々としてしまうこともありました💦
でも、そんな気持ちを楽にするこんな一文が。
「そんなに深刻になるな。君は計画を持ったサルに過ぎない。」
————ナヴァル・ラヴィカント
まずは自分の好きなこと、興味のあることに対する情報をもっと積極的に調べて、学ぶ。その中で、「これは!」というアイデアが浮かんだら、すぐに行動に移す。
ナヴァル氏の本は、少しずつでもそんな風に行動を変えていこうと思わせてくれる良書でした☺️

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